ノールトアインデ通りは歴史的な郊外の街中を走る旧道といった雰囲気で道路に沿って緑豊かな住宅が立ち並んでいます。アムステルダムとプルメルエント方面を結ぶ道路ですが東西に合わせて2本のバイパス的な幹線道路がきちんとあるため広域的な通過交通は少なめです。
通りは対面通行ですが道幅はとても狭くクルマがやっとすれ違える程しかありません。でもそこはやっぱりオランダです!ここにもちゃんと自転車の走行レーンが上下線ともきちんとデザインされています。
歩道は石畳、自転車レーンは赤色の舗装材と白い点線によって明確に確保されています!クルマは対面通行時には自転車レーン側にはみ出して通行します。なので自転車とクルマの通行が双方向で重なった時クルマは自転車の後ろを付いて走行して対向車をやり過ごします。 |
景観の保全された街並みがどこまでも続いています。どこまで行っても歩道と自転車レーンの空間はきちんと確保されています。クルマはすれ違うときに自転車レーンを使わせてもらうといった感じです。 |
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こんな道幅の狭いノールトアインデ通りには路線バスも運行されていて大型のバスはすれ違いでなくても結構ぎりぎりです。でも自転車レーンをきちんと走っているとバスやクルマ同士でうまく譲り合ってくれます。また、ノールトアインデ通りに沿ってオランダではおなじみの水路がある場所があります。ここもとってもとっても美しい!素晴らしい景観です。さらに進み段差も無く快走しているとなんだか違和感。そういえば通りに沿って水路はあってもガードレールがありません。こんなオランダの都市デザインがとっても心地良いです。
バスが通るとぎりぎりの道幅をますます実感できます!自転車が居るとバスもクルマもスピードを落としてくれます。左側の水路がとってもきれいでガードレールも無く景観は良好です。 |
この先に自転車レーンルートのポイントがあるというサイン!決してレトロ調などという安易なデザインを導入せず標準的なものを設置してあるところが良いと思います。 |
上空に送電線のない広い空!大切にされてきた場所をむやみに道路を拡幅したりして変えたりしない、そして限られた都市空間をシェアするという考え方と実際に成り立っているという素晴らしさ。オランダのこんな都市デザイン政策うらやましい限りです。
オランダの各都市にはこのような自転車専用レーンが広域で整備されています。自転車で移動することがとっても快適です。アムステルダムを訪れた際は自転車に乗ってマップと標識を頼りに郊外にも足を伸ばしてみるのもおすすめです!