URBAN DESIGN 365 : 緑のカーペットを軽快に走る低床トラム!アムステルダムチャーチル大通りの芝生軌道

2013/04/19

緑のカーペットを軽快に走る低床トラム!アムステルダムチャーチル大通りの芝生軌道

アムステルダム中央駅からトラム25番線に揺られて約20分、ヘンドリク・ペトルス・ベルラーヘが都市設計を手がけたアムステルダムサウス地区にさしかかります。

サウス地区内のトラム25番線が通るチャーチル大通りには中央にとても広い芝生空間があります、大通公園的なゆったりとした通り空間になっています。そして芝生空間に寄り添うように上下線トラム専用の芝生軌道が走り車線とは別に自転車レーン空間もしっかり確保されています。

トラムは住宅に囲まれた緑地の中を静かにとってもスムースに走行しています!

洗練されたグリーンカーペットの都市空間を軽快に走るトラムの姿は、この都市がいかに環境を整え、市民に愛され、暮らしやすいかを感じさせてくれます!中心市街地にあるほとんど何も無い芝生空間とトラムにはそれほどの強いインパクトがあります。
中央の芝生空間を挟んで左右にそれぞれ芝生軌道、車線、自転車レーン、駐車帯と歩道が整備されています。左の奥には反対方向のトラムの姿が見えます。

サウス地区にある大通りはアムステラーンとも呼ばれ1920年代からの時を経て現在もアムステルダムの歴史的に重要な地区になっています。歴史的な街路空間とモダンな低床トラムの車両がアムステルダムの都市の深さを感じさせてくれます。

ガイドブック片手にベルラーヘの都市への見解を感じながらアムステルダムサウス地区を訪れてみるのがとてもおすすめです。


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