歴史的な駅舎は今も利用されていて、横にバス停、パークアンドライド駐車場、自転車置き場が平面で整備されています、デッキ、横断防止柵や横断歩道さえない駅前空間は、実に最低限の都市デザインのみで構成されています。
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駅北側に接するノイビーベルガー通りは、とっても緑あふれる住宅街の中を南北に通っています。
車道、車停車帯とは別に歩道の車道寄りに自転車の走行レーンがデザインされています、横に接する路地があっても歩道と自転車レーンは段差などなく平坦に整備されていて快適に歩いたり自転車を運転することができます。
路地が接する部分も歩道と自転車道が途切れることはありません。クルマのドライバーも横の路地に入るときは歩道と同じ舗装仕上げになっている空間に入るので、どちらかというと歩道にクルマがお邪魔するという感じになります。ドイツやオランダでは標準都市デザインですが、日本では採用されない都市デザインです。 |
通過できない住宅街道路をデザインするのに加えて、無料の環状道路や幹線道路が最適に整備されているドイツやオランダの多くの都市では、住宅街の路地は住民以外はほとんど利用しません。そのため多くの都市で静粛で快適な都市環境が保たれています。
一見幅員の広いノイビーベルガー通りも自動車の通過交通はほとんどなく、とても静かな住宅地のこもれびの中をゆったりと歩くことができました。
本当に緑あふれる住宅街、車道や歩道とは別に平坦な自転車の走行レーンがあります。サインや道路標示はあまり無くても街路デザイン次第で市民はこの空間を自然と読み取り利用できるのだと思います。このようにいい意味で簡素、質素で最高の性能を発揮する都市デザインがドイツやオランダにはたくさんあります。 |
いつもドイツやオランダのちょっと郊外を訪れると、ここは名実共に林間都市だと自然に感じていることに気が付きます。そして、ただただ住んでみたくなります。
訪れると中心市街地から鉄道でたった20分移動しただけでこのような田園、林間都市を感じることができるドイツやオランダの都市デザイン政策の素晴らしさを感じることができます。
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