URBAN DESIGN 365 : 東京でオランダデザイン!空間がたのしくつながるMVRDV設計の表参道GYRE

2013/06/22

東京でオランダデザイン!空間がたのしくつながるMVRDV設計の表参道GYRE

東京表参道とキャットストリートの交わるところに、ひときわ素敵な建物GYREがあります。

GYREは竹中工務店が事業主として商業施設を開発したプロジェクトで、敷地に面する表参道の欅並木の街並みを生かしつつも話題性のある空間を生み出すために設計コンペが実施されました。

選考の結果、「回転させる」をコンセプトにして建物に多様な空間を生み出し、表参道の欅並木を存分にたのしむことのできる建築を提案したMVRDVの案が採用されました。

GYREの多様な表情に、表参道の欅と雲の多い空が、呼吸を合わせたかのように気持ちよくたたずむ。
建物の外周には回転によって生まれたずれに合わせて外部空間が有機的に現れていて、レストランのテラス席や外部階段として利用され開放されています。
表のずれから外周を回りつながるGYRE裏側の外部階段空間。外部空間の手すりはガラス製で建物の外とのつながりもたのしい。
GYREの外空間からパノラマで渋谷駅方向を眺めることができる。景観の良し悪しは置いといて、キャットストリート越しに視界の抜ける光景は迫力がある。

大きな地図で見る

GYREは張り出し部分の外部が利用ができる点で異なりますが、どことなく同じMVRDV設計のアムステルダム高齢者向け集合住宅WOZOCOの飛び出しデザインと同じたのしさを感じる建物です。GYREは近くに行ったらぜひ感じたい東京の素敵な都市空間です。

GYREについてもっと詳しく!竹中工務店GYREのページ

0 件のコメント:

コメントを投稿