メッセシュタットオスト駅西側の地上出入口は平屋のコンパクトな建物で、それを囲むようにバス停と自転車置き場が整備されています。地上の構造物は駅舎も含めてとてもコンパクトになっていて本当に必要な要素を配置するのみにとどめられていてとても好感が持てます。
屋根の淵をはじめ壁やエレベーターなどにはガラスなどの透過性のある素材が採用されていて、地下駅ながらとても明るい空間となっています。また、屋根のボリュームは構造材も含めてとても薄く金属の質感がとても美しいです。
屋根の淵をはじめ壁やエレベーターなどにはガラスなどの透過性のある素材が採用されていて、地下駅ながらとても明るい空間となっています。また、屋根のボリュームは構造材も含めてとても薄く金属の質感がとても美しいです。
大きな屋根の両端がガラスとなっています。屋根の下に立つと予想以上に視界が広がり、そこから見える青空と樹木がとっても爽快です! |
駅の出入口は大きな交通島の中にあり、周囲はバスが回れるようになっています。この場所からも左のガラス越しに樹木がたっぷり見えます!交通島内は必要際制限の要素で構成されていて、上屋も非常に軽いデザイン。大きな屋根としての機能と視界が抜けるという都市デザインのたのしさを同時に感じることができます。 |
エスカレーターは足元のセンサーで上下とも利用できます。階段室の周囲も全面にガラスが採用されていて、屋根両端のガラスと共に空間に広がりを与えてくれています。階段室後方にはこれまたガラスの箱のようなエレベーターがあります。 |
地上からの自然光がたっぷりでとても明るい地下空間。エレベーターは構造材のみが存在しほとんど無いみたいに光と視界が抜けています!屋根にトップライトはありませんが、ここでも屋根両端のガラスのおかげで地下にも豊かな表情を演出してくれています。 |
駅の東側にはコンクリート打ち放しの大きな吹き抜けとメッセへと続く通路、大きなパークアンドライド利用もできる立体駐車場も整備されています。
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自然光をふんだんに取り入れ、駅を構成する要素がとても簡素。でも、質の高い駅空間を都市にデザインし市民に提供している。ドイツの環境政策の高さを感じることができます。
リーム地区にはショッピングモール、オフィス、住宅やメッセ正面に近いメッセシュタットウエスト、住宅やメッセ東側に近いメッセシュタットオストの2つの駅があり。どちらも地下駅ながら自然光や風をたくさん取り入れた質の高い駅空間となっています。
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